映画 ドクターストレンジ
映画は私の娯楽の一つです。
映画の世界に没頭し、ドキドキしたりワクワクしたり刺激を受けることができる。
観終わった後でもシーンやセリフについて考えたりする。
だいたい2時間と時間も計算できて、映画館なら大画面の迫力と最高の音響を1800円と
こんなに手軽なレジャーは無いと思います。
自宅でくつろぎながら、外出先でもスマホやタブレットでいろんなスタイルで楽しんでいます。
ドクターストレンジ。
アメコミヒーローの実写版です。
天才外科医だった主人公が事故によって手術をすることができなくなり、
どのように復帰するか模索する中で神秘的な世界と出会い、
魔法を習得し、巻き込まれるような形で魔法世界の悪と戦いを始めます。
本作はマーベルシネマティックユニバース(MCU)のひとつで、
マーベルヒーローが集結するアベンジャーズにいずれ参加します。
アイアンマン、キャプテン・アメリカなどMCUの作品はいずれも見応えがあって、
ドクターストレンジもこの後どんな形で関わるのか楽しみです。
主人公のドクター・ストレンジを演じるのは「スター・トレック イントゥ・ダークネス」
イギリス人俳優のベネディクト・カンバーバッチ、
ドクター・ストレンジを導く師匠役にティルダ・スウィントン、
ヒロインにレイチェル・マクアダムス、
悪役にマッツ・ミケルセン。
監督は「デビルズ・ノット」「エミリー・ローズ」のスコット・デリクソン。
MCUの作品は配役が豪華で見る前から期待が高まります。
主人公の配役が決定したニュースを見たとき、カンバーバッチのどこか高潔なイメージと
魔術師のイメージが私の中でぴったりはまって「これは間違いなく面白くなる!」と
その時から公開を心待ちにしていました。
実際観てみて、映像は「これが映画!」と思えるほど最高でした。
ニューヨークやロンドンの街中が持ち上がったり、横になったり、別れたりと
目まぐるしく形を変える中で繰り広げられる戦闘シーンや、
ドクター・ストレンジが初めて触れる精神世界の映像は、
まるでスライムの万華鏡の中を進んでいくようで、
今までにない映像体験は頭が追い付かなくなる程。
ストーリーもテンポが良く、115分があっという間でした。
ユーモアも随所にちりばめられていて、正義と悪、精神と魔法の世界の話を、
でも人間の世界の話なんだよと引き戻してくれてホッとします。
早くもトニー・スターク(アイアンマン)との掛け合いが楽しみです。
ただテンポが良すぎて、主人公を含めてちょっと書き込みが足りず、
キャラが立ちきれていないと感じました。
MCUに一刻も早く参加させなくてはならないので、
後々他の作品と関わる中で徐々にキャラが明らかになるのでしょう。
(MCU定番のエンドロールで早速...)
いままで見たことがない映像。おすすめです!
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